12月定例会 ふりかえり


・問い

品ってなにか。

(人に対するの品の良さ)

・当日の写真

12月は急遽オンラインにて開催しました。

以下、話の上でのメモです。

・対話の感想のようなもの

メモにあるように色々な観点から話がでましたが、掴みづらい話題で、行き止まりでもないけれども、どこを掘り下げるべきなのかが分からないモヤッとした感じのある対話でした。


対話の中で、品の良さは、「動物的でない(人間らしい?文明的?)」「欲望を抑える」というのが大きな条件としてあげられたように感じます。

加えて、私のなかでは、「何かを制限し、形式を守っていること」が大きな条件であるように感じます。その制限される何か、は「生理的・欲望的なもの」でなく、理由が無いものでも、なんとなくいいのではないかなぁという感じがします。

(私は、「品のある人」と聞くと「規矩がある人」を連想します。

自分なりの行動規範があり、それに則っている人は品のようなものをなぜか感じます。

その行動規範は上流階級的なものとか、動物的でないものでもいいような…?まだわかりませんが)

制限されている状態そのものに感じる美、が気になり、今後考えてみたいと思えました。


私は、多分日本人的な性質が強く、品の有無を日常で意識することが多いのですが、

最近品ってなんだろうと思っていたので、いろんな意見を聞けて面白く思いました。


・オンライン開催の感想

オンラインであることのメリット・デメリットはたくさんありますが、私はやはりオンラインは苦手だと感じました。

自分が話しているとき、聞いてくれているのか、どんな反応なのかを感じ取れないのが怖いなぁと思います。(別に熱心に聞いてもらわなくていいのですが、聞いてない度合いがどのくらいなのかがつかめないのが怖い)

それから話を聞く・話すときに自分が画面を消すことも、不躾にあたるような感じもして、対面の時は聞いていなくても存在感があるけど、存在感もなく存在している変な感じが、なんか私ずるいことしてない?と思ってしまい、いまだに慣れません。

でもオンラインで開催したことによって、現地だと参加が厳しかった人に会えたことはとても嬉しく思います。


参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

(連絡が直前になってしまってごめんなさい。)

新規で来ていただいた方は、ぜひ、また対面で開催する際にもいらっしゃってください。

良いお年を。










ありとぷら

ー学生のための哲学Cafeー 当サイトは、活動概要や次回の日程、対話の振り返りをおもに紹介しています