五月定例会振り返り

久しぶりの振り返りです。

まず、来てくださった方々ありがとうございました。代表が新しくなってから一番盛り上がった会になりました。

今回も面白い問いがたくさん出ましたが、なぜ人より優位に立とうとするのか、という問いで対話をしました。近頃「マウントをとる」状況を目にする機会が多く、どうしてマウントをとろうとするのか、多いということは何か人間の性質にマウントをとろうとすることに結びつくものがあるのではないか、という問いでした。

内容はかなり多くなったので、大きく論点だけ紹介しようと思います。

まず、マウントをとる、ということについて考えようとして、自慢とはどのような差異があるのかについて話し合いました。また、自慢やマウントの背景にどのような目的があるのかについて話したところ、自分自身に自信がないという劣等感や承認欲求と、相手に勝ちたいという闘争心があるのではないかという意見がでて、それらがどのようなものなのか、どのように関係しあっているのかについても考えました。これらが写真の一枚目と二枚目での論点です。

それぞれについて一定の合意を得られたところで、元の問いの「人より優位に立とうとする」ということはどのようなことなのかという話題に移りました。マウントをとることに限らず、勝負事で勝とうとすることや、取得が難しい資格を取ることなどが優位に立とうとすることとしてあげられ、まとめるとどうなるのか、段階に応じてどのような背景があるのかなどについて話しました。これは写真の三枚目と一枚目の下のモデルが大まかな内容となっています。

今回の哲学対話では、理系文系を問わず様々な学校から、それぞれが違う分野について学んでいる人が来ていたので、非常に多角的な視点から充実した対話ができたように感じました。対話の振り返りでも様々な意見が出たので今後生かしていこうと思っています。一つの分野を深く掘り下げていく大学のゼミや勉強会などとは違い、分野を超えて一つのテーマを考えて深めていけるというのは、哲学対話ならではの魅力といえるのではないでしょうか。

事務的なことでは、SNSなど宣伝が薄すぎるという指摘をいただきました。耳が痛い!今後はFacebookやTwitterでの発信を精力的に行います!

最後に、今回来てくれた人には紹介しましたが、近々重大発表が控えているので楽しみ(?)にしていてください!

次回以降もありとぷらをよろしくお願いします。






↓問たち

ありとぷら

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